BIWAKOオラトリウム合唱団の特色



BIWAKOオラトリウム合唱団は、ビギナーの方や、親しみやすい曲を歌いながらゆったりと合唱を楽しみたい方向けの「BIWAKOクラス」と、難易度の高いクラシック作品に挑戦する「オラトリオクラス」の2つチームから構成されています。
また2つのクラスは自由に行き来することができ、もちろん両方のクラスに参加することも可能です。
「大規模なクラシック作品を歌ってみたいけれど、まだ自信がない」という方は、まずはBIWAKOクラスから参加して経験を積むこともできますし、バッハやモーツァルトだけでなく、邦人作品やポピュラーコーラスも楽しみたいという方にもぴったりなハイブリッド合唱団です。

また練習日時が休日、平日の夜間と2種類ありますので、休日しか出られない方や、逆に仕事や学業で夜間にしか時間が取れず、今まで合唱団に入ることが叶わなかった方でも所属していただけます。

主催演奏会はBIWAKOクラス、オラトリオクラス共に年2回行われ、その他、病院や学校などの公共施設への訪問演奏、民間団体や自治体イベントなどでの演奏など、幅広い演奏機会が得られることも当団の魅力の一つです。

BIWAKOクラスについて



実は楽譜が読めない一流アーティストは多くいます。けれども素晴らしい曲を生み出し、ミリオンセラーを連発出来るのはなぜか。それは「コツ」を知っているからです。
たとえば、メロディーの始まりの音がうまく出せない---これは合唱では頻繁に起こりますが--そんな場合は「メロディーの始まりの音はドかミかソしかない」という法則を一つ知るだけです。
また大きな声が出ない方は、まずは息の吸い方、吐き方を練習しましょう。
カラオケでも1時間も歌えば声が出なくなってしまうという方は、まず喉を無理なく広げる練習からしましょう。え?難しくてよく分からない?
では、凍える両手を、はーっと息を吹き当てて暖めてみましょう。それであなたの喉は全開です。
そんなちょっとしたポイントを少しずつ学びながら、懐かしのあの歌、あのメロディーを楽しく歌う喜びを知ってもらえれば幸いです。

退職後、何かに挑戦してみたい方。
子供さんも独立して時間に余裕が出来た方。
昔から一度、コーラスをやってみたいと思っていた方。
学生時代、少しかじったけれどブランクが長くて不安な方。
そして何より、舞台の上でスポットライトを浴びてみたい方。

そんな方にはBIWAKOオラトリウム合唱団のBIWAKOクラスがまさにぴったりです。

オラトリオクラスについて



もはや年末の風物詩としてすっかりと定着しているベートーヴェンの第九。歌ったことがある方も多いのではないでしょうか?
結論から言って、ベートーヴェンの第九はクラシック合唱曲としては極めて難しい部類に入ります。
言い換えれば、第九を歌ったことがある方にとっては、歌えないクラシック合唱曲はこの世にはほぼ存在しないと言っても過言ではありません。
BIWAKOオラトリウム合唱団は創設から8年、クラシック作品のみを取り上げてきて右記のように公演を積み重ねてきましたが、これらすべてはあなにも歌えるものばかりです。
またテレビや映画などで取り上げられる機会のある作品は極めて限られており、さらに合唱曲となればその数は数えるほどしかありません。
しかしルネサンスから今日に至るまでに生み出された作品の中で、珠玉の美しさを携えた合唱音楽は数えきれないほど存在していますし、私自身が今この瞬間「演奏したい」と思う曲を挙げてみると、どう考えても寿命が足りないことに気が付かされます。

オラトリオクラスでは、そうしたクラシック合唱曲の魅力を常に追及すると同時に、美しい声や響きを生み出すための技術や知識、音符の読み方はもとより、24つ存在する調性の関係性や音楽の歴史、作品が生み出された背景に至るまで、音楽大学で得られる知識と同等の徹底した指導を行っていきます。
声にはあまり自信はないけれど、クラシック音楽のことをもっと知りたいから入団したという団員もおり、ただ、歌う、合わせるという部分以外の、こうした生涯学習合唱団としての側面もまたオラトリオクラスの特徴の一つです。

練習日・時間

休日がカレンダー通りではない方も多くいらっしゃると思いますし、逆に土日祝しか休みがないという方もいらっしゃいます。
さらに夕方以降は夕飯の支度もあるし家を空けられないという人もいれば、仕事や学校の帰りがいつも遅く、反対に夜しか時間が取れないという方も多いと思います。

BIWAKOオラトリウム合唱団は、土曜日の午後、そして金曜日の夜間と練習を行っているため、今まで時間が合わなくて合唱団に所属することを諦めていた方にとっては、日々のスケジュールを優先させながらゆとりを持って練習に参加していただけるシステムになっています。
さらにBIWAKOクラスが土曜日、オラトリオクラスは金曜日といった固定ではなく、土曜にBIWAKOクラスの日もあれば、オラトリオクラスの日もあるといった具合に、バランスよく練習日程が組まれています。

団費やその他の費用について

団費はBIWAKOクラス、オラトリオクラス問わず一律で月額3,000円(学生2,000円)となっており、一方のみの参加でも両クラスの掛け持ちでも変わりません。

また年2回の主催演奏会では、別途演奏会費が必要になります。
◆◆演奏会費の目安◆◆
BIWAKOクラス 5,000〜8,000円程度
オラトリオクラス 8,000〜15,000円程度

その他、楽譜代、合宿が行われる際はその費用

入団資格

16歳以上の合唱を愛する男女
(入団オーディションなどはありません)

練習日時・会場

■BIWAKOクラス■
第1・第3土曜 15:00〜16:30
第1・第3金曜 10:00〜11:30

■オラトリオクラス■
毎週土曜 13:30〜16:30
第2・第4金曜 19:00〜21:00

土曜練習■大津市膳所市民センター
金曜練習■Tatsumi Music Create

団費

一般:3,000円
学生:2,000円
(公演毎に演奏会運営費の徴収有)

主な活動内容

■年2回の定期公演
■学校・病院・施設等でのボランティア公演

現在の団員構成

ソプラノ6名
アルト5名
テノール2名
バス2名



未経験での入団者45%
主婦・会社員中心
平均年齢55歳

過去の演奏曲目

◆J.S.バッハ
 マタイ受難曲BWV244
 ヨハネ受難曲BWV245
 モテット「イエスこそわが喜び」BWV227
 カンタータ50番
 カンタータ147番
 クリスマス・オラトリオBWV248
◆C.P.E.バッハ◆
 マニフィカート
◆D.スカルラッティ◆
 
マニフィカート
◆G.F.ヘンデル◆
 メサイヤ
◆W.A.モーツァルト◆
 レクイエム ニ短調K.626
 ミサ・ブレヴィス「雀のミサ」K.220
 アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618
◆L.V.ベートーヴェン◆
 交響曲第9番ニ短調op.125「合唱」
◆J.ハイドン◆
 ハルモニー・ミサ 変ホ長調
 ミサ曲第1番ヘ長調「ミサ・ブレヴィス」
◆メンデルスゾーン◆
 オラトリオ「エリヤ」
◆G.プッチーニ◆
 グローリア・ミサ
◆ジョスカン・デ・プレ◆
 ミゼレーレ・メイ・デウス(主よ憐み給へ)

その他、クリスマス・キャロル、オペラ合唱曲集、邦人作品など多数      

見学について

合唱団スケジュールより練習会場をご確認の上、いつでも、どなたでもお気軽にお越しください。